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抜歯矯正で「歯を引きすぎてしまう」心配は本当に必要?

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2026. 02. 15

最近増えているご相談

最近、カウンセリングで「抜歯矯正をすると、歯を引きすぎて口元が貧相になってしまうのでは?」というご心配の声をよくお聞きします。インターネットやSNSで様々な情報が手に入る時代だからこそ、不安を感じる方が増えているのかもしれません。この心配について、当院が正しいと考える情報をお伝えします。

「引きすぎ」が起こる原因

まず、抜歯矯正によって口元が過度に引っ込んでしまったケースも確かに存在します。しかし、これは矯正治療の技術や診断が不十分だった場合に起こる問題であり、決して抜歯矯正そのものに問題があるわけではありません。

歯を引きすぎてしまう主な原因は、治療前の詳細な診断や分析が不十分なことも一因ですが、何より適切な技術なしに前歯を安直に後方に引いてしまうことだと、当院では考えています。歯には美しく見える傾きがあり、それは矯正の知識なしに歯を移動することによって容易く崩れてしまいます。ネット上で「引きすぎ」として提示される歯列画像を注意深く見ると前歯が過度に内側に傾いているのがわかると思います。

適切な技術があれば心配は不要です

現代の矯正歯科治療では、セファロ分析やデジタル技術を用いた精密な診断が可能になっています。しっかりとした診断と技術があれば、以下のことが実現できます。

当院の実際の症例から

例えば、当院で治療を行った22歳の患者様のケースをご紹介します。上下の前歯が前に傾いており口が閉じづらい状態(上下顎前突)でしたが、小臼歯を抜歯して適切にスペースを管理することで、理想的な口元のバランスを実現することができました。

治療前後の比較

治療前:歯が並ぶスペースが足りず、突出感がある
治療前:歯が並ぶスペースが足りず、突出感がある
治療後:適切な傾きを保ったまま、引きすぎることなく抜歯スペースに前歯を下げることができた
治療後:適切な傾きを保ったまま、抜歯スペースに前歯を下げ口元のバランスが改善

この症例では約1年7ヶ月の治療期間で、「引きすぎ」ることなく自然で美しい口元を実現できました。

→ 詳しい症例情報はこちら

精密な治療計画で実現できること

  • 適切な移動量のコントロール:前歯の移動距離を精密に計算し、理想的なバランスを実現
  • 定期的な経過観察と微調整:治療中も計画通りに進んでいるか確認しながら調整

抜歯が必要なケース

すべての矯正治療で抜歯が必要なわけではありませんが、歯並びのデコボコが著しい場合や口元が前に出ている場合などには、抜歯矯正が適していることがあります。こうしたケースでは、抜歯によってスペースを作り、歯を適切な位置に並べることで、機能的にも審美的にも優れた結果が得られます。

最後に

「抜歯矯正で歯を引きすぎてしまう」という心配は、適切な診断と確かな技術があれば不要です。大切なのは、経験豊富な矯正歯科医のもとで、しっかりとした治療計画に基づいて治療を受けることが重要だと当院では考えています。そのためには、日本矯正歯科学会のHPにある、全国の認定医、専門医、臨床医の検索機能が非常に役立ちます。

当院では、初診相談の段階で患者様のご不安やご希望を丁寧にお聞きし、詳細な検査と分析に基づいた治療計画をご提案しています。矯正治療についてご不安なことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください!